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2007年9月

姉弟・愛

姉弟は見ていると面白い。本人たちは衝突や妬みもあったりしてそれなりに大変そうなんだけど、まわりから見ているとかなり笑える。
「ねーミクちゃん、お家ごっこしようよ」最近はソーから誘うことも少なくない。
「いーよー。ねぇ、お父さん、ごはんつくったの。どうぞ」(早速、母になりきっているミク姉)
2歳のソーもすぐさま父の威厳を見せる。
「おしごといってく。ごみしゅーしゅーしゃと!すぽーつかーと!かーきゃりあ・・」(どうやら車を選んでいるらしい)
「も〜お父さん、ちゃんとごはん食べてからいってよぉ〜まったくお父さんったらぁ・・」
だいたいいつもお父さんは完全にお母さんの尻に敷かれている。小さいお父さんはその感じもなんだか心地よさそう。

2人はケンカもよくする。だいたいはあまりの理不尽さ(姉貴の爆走)に絶えられなくなった私が仲裁に入るのだけれど、この間「もう君たちにはついていけない!」と放っておいたら、お部屋の端と端で分かれて遊んでいた2人が、「ごめんね」「いいよ」「ごめんね」と謝りあっているではないの。大人のケンカもこんな風に素直になれたらどんなにいいことか。

そしてミク姉は物心ついた時からソーと結婚すると宣言してそれは今も変わらない。その割には、家族の絵を描かせるとこれ。
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あー、お母さん可愛いドレス着ちゃって嬉しい。まーさんは、ちゃんと男前のおだんごヘアだねぇ。え?ミクは蜂さんになって飛び回ってるところなの。へぇ〜〜、それで何?ソーちゃんは?これ?このちっこいの?「蚊」なの?結婚したいほど愛してるソーちゃんは「蚊」なの?そこに愛はあるの?

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まんまるの月

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三連休には友人の結婚パーティがあり、同級生が5人も集まると久々に長い間学生気分に戻ったようだった。会場は庭園美術館の大ホール。そんなところでパーティができるとは知らなかったのだけれど、会場はクラシックなシャンデリアが燦然と輝く大正モダンの雰囲気。花嫁である友人は、今後この光景を何度も思い出すことになるでしょう。この日の気持ちを忘れずに、末永くお幸せに。

昨日の夜、窓を全開にして中秋の名月を見ながらお団子を食べた。
星も見あたらないような暗黒の空に切り抜いたようにくっきり、まんまるの月。
こうやって改めて見ると、お月さまって偉大だ。私たちを照らしながら見たいものも見たくないものも見ているのだろう。
うちの子ども達がお団子取り合っているのも、落っことしたお団子を蟻さんドーゾ!とかいって外に投げちゃったのも、私が何軒もハシゴしてようやくお団子をゲットしたことも。そしてそして・・

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蛙とフラメンコ

草野心平さんの詩の世界とフラメンコの融合「蛙の詩〜かえるのうた〜」を観てきました。
それってどんな風に合わさるの?想像もつかない舞台でしたが、良かったですよ〜・・
温かかったり、ふふっと笑えたり、駆け引きがあったり・・楽しい蛙の世界と、フラメンコの流れるような、そして時にはピリッと引き締まった動きと心地良いリズムに引き込まれました。ギターはもちろん、フルートが日本の笛のような怪しげな魅力を出していて、舞台の雰囲気をまとめていたのには驚きました。

私は尊敬している女性が2人いるのですが、その一人が今回舞台に出演している、会社の元・先輩なのです。
彼女のポリシーが踊りにも出ているようで、動きが洗練されてますます磨きがかかり美しかった・・

そしてスペインから招かれていたヘスス・アギレラ氏の踊りはすごい迫力でしたよ。
フラメンコって情熱の塊ですね。溢れ出る感情を抑えきれない!そりゃもう、手を差しのべたくたくなる程で・・

余談ですが。彼が舞台に出る度に衣装替えして、それも出てきた時点でもうシャツが汗びっしょりで肌にはり付いてるのが毎回おかしかったのは私だけかなぁ・・(あぁ・・素人は悲しくも踊り以外にもつい目がいってしまう)

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本が、出ました

「ねぇママ・・?ミクって何でこんなにママのこと好きなんだろう?」
愛にあふれるミク姉のありがたいお言葉・・

「なんかさぁ、大きくなって彼氏ができたときに『おまえ、重いんだよ!』とか言ってフラれるタイプだよね」
オットとひそひそ話していた翌朝。
「ねぇ・・まーさん(オットのこと)って、なんでこんなにカッコイイんだろう?」
キターーーー!第2弾!!しかも媚びの色さらに強し。
それに対しオット
「ミクちゃん、カッコイイのは生まれつきで、永遠に変わらないものなのだよ」
肯定かよ!
さすがこの子にしてこの父あり。

そんなミク姉がモデルとして少しだけ関わった本が、本屋さんに並び始めました。
この撮影をした時のことを思い出すと今でも顔が赤らむ母・・
「ミクちゃん、このお人形のお洋服、ゆっくり脱がせてみてくれる?」
使命感に駆られた彼女、必死の形相で洋服を脱がしにかかる。それにしてもすごい気合いだ!マンガだったら「メラメラメラ・・」なんて効果音が背景を飾ることだろう。
「ミク〜・・力抜いて〜笑って〜」母の応援も空しく、振り向いたミクの固まった笑顔にふくらむ鼻の穴。もちろんカメラマンも唖然〜
3歳の時の撮影はナチュラルにこなしていたので、きっと責任感を伴った4歳児のプロ意識がそうさせたんでしょう(たぶん・・)

ちなみに・・本はとても内容の充実した、手作りを応援する本です。
シュタイナー教育で使われるウォルドルフ人形や羊毛を使ったモビールなど、かなりの癒し系。作品に触れると気持ちまで優しくなれるよう。よかったら本屋さんをのぞいてみてくださいね。

文化出版局
「ウォルドルフの手仕事  心を育む人形たち」 佐々木奈々子 著

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琉球四角豆は、だんまり。

そういえばこのブログは、植物のことを中心に・・なんて言いながら最近、植物からは遠ざかっていたな。
ゴーヤのカーテンも終盤を迎え、勢いのないゴーヤの実が数本と、枯れた葉もチラホラ・・
そろそろ緑のカーテンを下ろす時期が近づいている。
カーテンを下ろすと夏も完全に終わり、という気がして少し寂しい。

昨日、沖縄在住の友達からメールが来た。
「四角豆、最近どう?」
そうそう!我が家にはまだ期待の新人がいたじゃないの。
琉球四角豆は、その友達に種を送ってもらって育てているもの。
花が咲き、珍しいカタチ(名前の通り切り口が四角!)のお豆、そして土の下では芋ができるという、1本で3回いい思いのできる優等生なのだ!
人間でいえば、美人で頭の回転がよく、しかも気配りができる・・いないよそんな人。でもね、いるのよ、それがオレの彼女さ!まさにそんな感じ。
しかし、現実はそう甘くはないのね。
6月に植えた四角豆。未だに葉を増やし続け、お布団を干す竿にまでツルを巻き付けてまで増殖し・・そしてそんなに元気なのにお花の一つも咲かないのよ!美人台無し!!
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つぼみすらないんだから、花が枯れて実になるのはいつの話?・・というか、その前に冬がきちゃうよ!
そういえば、発芽させるのにも2週間近くかかったっけ。
最後にはラップをかぶせて、温室状態で・・
「琉球」というからには、焼け付くような日差しが必要なんじゃない?
近頃のこの煮え切らない天気に、残暑を寄せ付けない気温。
うちの美人はお里に帰りたがってる気がしてしょうがない・・

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山崎豊子シリーズ

『沈まぬ太陽』を読み始めたときから、山崎豊子シリーズにすっかり夢中。私の通勤時間は小説の中の怒濤の日々にどーっぷり使っている。
『白い巨塔』『二つの祖国』『不毛地帯』『暖簾』『女の勲章』・・山崎氏の取材の徹底ぶりには本当に驚かされる。さすが元新聞記者。
山崎豊子氏の本を読破してしまったらどうしよう。その後に読む本が軽く物足りなく思えそうな気がしてしょうがない。(あ、でもこれ横山秀夫氏の「クライマーズハイ」の時もそう思ったんだっけ・・)

この間、会社に行く電車がオット同じで、たまたま本の話になった。
オット「人気がある作家でさ、女性でさ、名前が岡・・岡・・ナントカ岡、か、岡ナントカ」
私  「宮部みゆき」
オット「そう!・・あ、どこにも岡がついてない・・」

彼はよほど薦めないと本を読まないから、たまにヒットした本を熱く押すことにしている私は、この時とばかりに「いいよ〜山崎豊子シリーズ。とりあえず、『不毛の人』から読んでみて〜これはね・・」とさんざん題名を連呼して「じゃっ!」と乗り換えの駅で別れた。
そして気づく。 『不毛の人』じゃなくて『不毛地帯』だった。
よりによって『不毛の人』。毛が・・毛が・・

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笛吹川フルーツ公園

「笛吹川フルーツ公園」なんだかワクワクする響きです。
小学生の時、食後のフルーツが食べたいが故にご飯を口に運んでいた私。
お小遣いをもらった日には、当時まだ珍しく1個150円は下らなかったキウィフルーツを買いにヨーカドーへ走った私。
父にそのキウィを「一口くれ」と言われ、向こうが見えそうなくらい薄く輪切りにして「ケチの骨頂」と感動すらされた私。
あの頃の私が誘われたら、「いくいくいくーーーー!!!」悶絶してたかも。

かなりの高台にある「笛吹川フルーツ公園」は、見晴らしが良く、丘を吹き抜ける風が気持ちいい公園でした。が、いかんせん「丘」なので、ちょこっと歩くにも急な勾配を上り下り。途中にリンゴやプルーンの木が見えても、ふぅふぅしながらなのでイマイチ感動薄だったかも。
でも濃厚バニラソフトと好きな果実を合わせてくれるソフトクリームは美味しかった〜!私は「プラム」。キレイな赤い果肉の甘酸っぱさがたまらーん!
オットは・・え?コーヒー?ここに来てコーヒー?巨峰じゃなくて桃でもなくてコーヒー?(しつこい・・)

帰り道、左右に次から次へと現れるぶどう園。思わず車を止めて、桃やブドウを試食。う〜ん・・新鮮で美味しい!マスカットやピオーネ、おばちゃんおすすめの桃を買い込み帰路へつきました。
「オレ、桃大好き〜一番好きかも〜うれしー薫り高い果物っていいよねー」とウキウキだったオット、この後はげしく落ち込むことに・・
買って帰った桃が全然甘くなくて美味しくなかったの。しかも種付近は腐りかけ・・ちゃんと味見をして、「コレじゃなくてさっき食べた方の桃を1箱ください」ってお願いして買ったのに!のにのに!!
だまされた?えぇ?「甘いわよ〜美味しいわよ〜」って、おばちゃん、どうなのーー。

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さてさて〜♪何からいただきましょうかねぇ〜♪濃い血を受け継いだミクもちろんフルーツ党。

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ル・コルビュジエ

コルビュジエに行きたい!行くぞ!必ずや!と思っていたら招待券をいただく幸運が。
念じたつもりはないけど、念じてみるものだなぁ・・
ところですごく行きたがっていたわりには「私ってコルビュジエのこと何も知らなかったのね・・」

氏の油絵は、平面の世界を飛び出して建築に傾倒していった経緯が感じられるよう。画家として出発し、彫刻も手がけインテリアに建築。これだけのものを、一人の人間が生きている間に創りうるのか?凡人の想像を軽く超える作品の数々。
つねに新しさ、美しさを意識しながら全力で駆け抜けた人生。「ル・コルビュジエ展」は、見応えたっぷりです。

ちなみに・・一緒に行った友人は、ご主人が建築士さん。「なんかねー、こういう斬新な建物は建てたくても日本では建てられないらしいよ。耐震構造を考えるととても無理らしい。」なるほど〜・・コルビュジエ氏、日本に生まれていたら苦労が多かったことでしょう。

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色彩感覚も素敵。テキスタルデザインに進んだ氏のその後・・っていうのにも興味があるなぁ。

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思いやりの不在

9月に入ったとたん感じる秋の風。
家族4人で向かい合って朝食を食べていたら、オット「蝉の鳴き声が聞こえない!」ほんとだ〜だからやけに静かだったんだね。子供たちが寝起きでぼーっとしていたのもあるけど・・

すっかり秋の気配だなぁ、秋の洋服が欲しいなぁ・・なんて思いながら駅の自動改札をタッチアンドゴーしようとしたとき、私の目が一人のおじさんをとらえた。
白い杖を持っているので、視覚障害者の方だと思われる。自動改札を通過しようと、メトロカードを入れようとした途端、反対から来た人が素早く一足先にカードをタッチ!おじさん側は通行不可となり、その反対から来た人はいまいましげに「どん!」とおじさんにぶつかって通り過ぎて行った。
白い杖が見えなかったのか?それにしても、いくら朝の急ぎの時間帯とはいえ、人にぶつかってまで行こうとするなんて!
おじさんはその隣の自動改札に手探りでたどり着き、(間違えて違うところにカードを入れようとしたので私は思わず「違います!」と小さい声で言ってしまったんだけど)やっと自動改札を通過。
その後もストーカーのように私はおじさんの姿を目で追っていたら、前から来たOL風の女性の足におじさんの杖がひっかかり、舌打ちされていたりするのを見て私の心は暗澹とした。舌打ちじゃなくて、すみませんだろう!と言ってやりたいけど言えない臆病者の私も悪いけど。

そういえば学生のとき電車に乗っていたら、やはり白い杖をついたおじいさんが乗ってきた。中央に立ってよろよろしているのが心配で、席は空いていなかったので「ここのつり革につかまりませんか」と声をかけたところ、「人間の汚い手で触ったつり革なんぞつかまりたくないわ!」というような事を言われ、おじいさんは終点に着くまで私の肩につかまっていた・・というようなことがあった。(ちなみに、おじいさんに「肩が立派だ」と褒められた・・)
想像だけど、毎日の小さな傷つくことの連続で、おじいさんは心を閉ざしてしまったよう。

「思いやり」は、何処へ?

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赤ワインの夜

昨日は、友達家族&友達カップルが遊びにきてくれ、我が家は深夜まで大騒ぎ。
大人も子どもも入り交じり、乾杯のシャンパンにビール、気付くと次々と空くワインのボトル。オットの誕生日ということでいただいたデコレーションケーキは、カットがうまくいかず「もうこのまま食べましょう・・」嬌声とともに、みんなのフォークがデコレーションケーキに突き刺さるーー!

気の置けない仲間と会うと、たくさんの活力と幸せを充電してもらえるよう。

ちなみに・・かなり後で気付いたんだけど、ミクがテーブルにこぼした赤ワイン。
なんと床と壁にもたっぷり飛び散っていて、無垢素材の床は、嬉しそうにワインをちゅーちゅー吸収したあとで、いくら専用クリーナーを使って拭き取ったところで、どうにもならず。死角に入っていて気付かなかった壁にも、繊維クロスにしっかり、ボルドー色の染みを広げていて・・またもや家の歴史を更新してしまった。

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写真は、新居祝いにもらったお花。こんな大きなアレンジをもらうことって私の人生にはそうない事・・嬉しくてしげしげ眺めてしまった。
「ケイトウ」って鶏のトサカみたいだから鶏頭、その名の通りうにうにビロビロしていて若いころは苦手の分類だったのだけれど、だんだん気になる存在になっていって、近頃では「かっこいい」とまで思える花。よく見るとビロードで作ったドレスみたい!

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