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2010年3月

さぁ、行動にうつすべし

この間の母の誕生日。

朝、父から電話があったので「お父さん!今日、お母さんの誕生日だよ!お花の1本くらいプレゼントしてあげれば?何なら私が何か買ってこようか?」

と親切に申し出ました。

なぜなら、父は子供が(って私だ)生まれてからこの方、そりゃもう30年以上も母に何かをプレゼントしたことがなかったのです。

「私はいつもプレゼントするのに、私の誕生日には何ももらえない!」

あなたがくれないなら、私もあげないわ、とは考えず、父の誕生日にはせっせとプレゼントを用意し、自分の誕生日が近くなると「何かちょうだい!」と30数年アピールし続けた母。

ところが今年の誕生日はいつもとは違いました。

冒頭のおせっかいな私の言葉に

「あぁ、いいよ。今日都心に出る用事があるから自分で買ってくる」と返事するではありませんか!

自分で持ちかけておいてわが耳を疑いましたね~

いつもの「ケッ!!くだらん」が返ってくると思ってましたから!

 

なんといってもここ数年の両親は大きい声じゃ言えませんが、すーっかり冷めきってる風で「孫が一緒に住んでなかったらとっくに別居してるわ!」ぐらいの雰囲気でした。

歳をとってますます頑固になる2人。周りは、今後もうこの2人の関係が良い方向に向くないだろうなぁ、なんて諦めすら感じていました。

  

当日、私が家に帰ると、机に向かってもくもくと何かを書いている父の姿。

まさか…

「カードを書いているんだよ」

カ…カードぉぉぉ~~~~

内容は…「誕生日に忠告するが、お前のここは直した方が身のためだ」みたいな…?

とにかく、いつもの父とは何もかもが違い、びっくりすることの連続。

その夜は孫もみんな集まり母を囲んでみんなでお祝い。

プレゼントの時間になり、最後に父から母へプレゼントの贈呈。

綺麗に包装されたデパートの包み紙を開くと、中から出てきたのは、ブリザードフラワーが中に装飾されたジュエリーボックスでした。

「!!!」

言葉を失って、涙ぐむ母。

嬉し泣きをする母を見たのは初めてかも…

私はあまりの予測不能の事態に驚き、父のことが急に心配になり、

「お父さん、もしかしてお迎えが近い?」

と素直に聞いてしまいました(笑)

  

思ったのですが、父の中ではもしかしたらずっと母への感謝の気持ちがあったのかもしれません。

ばってんアメリカ人じゃあるまいし、肥後もっこすがイチイチそげんこと言えなか!

ってな感じで九州男児の矜持が邪魔していたのか。

今回は(多分)勇気を持って、その気持ちをプレゼントに託したのでしょう。(あくまで想像)

カードにはお得意の説教じゃなく、お誕生日おめでとう、の言葉と、厳しくもあたたかい言葉が添えてあったそうです。

感謝の気持ちって、特に存在が近ければ近いほど言葉に出すことを省略しがちですよね。夫婦でも親でも友達でも。

わかってるだろ?俺たちもう長いしイチイチ言わなくてもさ。ってね。

不平不満は3倍くらいに膨らませて言うのに(笑)

でも、口に出して言ったり態度で示すことって大事なんだな~って心から思いました。

「多分、感謝してくれてるんだろうな」って勝手に自分で想像しているのと、

相手の口からでた「いつもありがとう」や「おめでとう」は全く違うもので、本物の輝きを持ってあっという間に言われた人の心を優しく包みます。

 

だから、あなたが今思いついたその人に、感謝の気持ちを口に出して伝えましょう!

不平不満は50%引きな感じで(笑)

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クリスマスローズの花言葉は“いたわり”だそうです(*^_^*)

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赤い蕾を見つけたよ!

朝のバタバタと忙しい時間。

これからお化粧を…と化粧台に立ったら、玄関から母を呼ぶソーの声が。

「ママ!ママ!」

「どうしたの~。あれ?まだ新聞取ってきてないの?」

「ママ、あのさ、あのさ、ちょっと来て欲しいんだよね。」

なんだか焦っている様子。どうしたの?と聞いても原因を言わない…

ははーん。

「さては!廊下にナメクジでもいたかな?」

どんなに小さいのであろうと、ナメクジを見つけると先に進めないソー。

「違うよぅ…」と言いながら困った様子。

言い訳も聞かずに「母さんはお化粧をしないと外に出られないの。出会った人がびっくりしちゃうからね!」とはっきりしないソーをシャットアウト。

でもね、後でわかったの。

新聞を取りにいくとき、廊下から見下ろした中庭にある木々の中に、赤い大きな蕾をつけた木を発見!

ママに教えたら絶対喜ぶ!今すぐ見せてあげなきゃ。そう思ったんだって。

口で言うんじゃなくて、見せてあげたい、の気持ち。

そうかぁ…そうだったんだね。

ソーちゃんの優しさに気付かなくてごめんねー。

今度からはお話をちゃんと聞く努力をしよう。

恐怖のすっぴんでもお花を見に行こう(笑)

赤い蕾は、大きくてすごく立派で、これが開いたらどんなお花が咲くんだろう!と今からソーやミクとワクワクしています。

あれは何て花なんだろう?

 

ソーといえば、この週末、ミクと2人で手をつないで、踏切の先のスーパーまで買い物にも行きました。「はじめてのおつかい」というやつでしょうか。

母は心配で、もちろん後からついていって、帰りは踏切を渡り終えた時点で先回りをしてダッシュで家に帰ったので心臓がおかしくなりました。

2人は母の心配をよそに、しっかり手をつないで「危ないポイント」も気をつけて、買い物するときは値段をチェックして持参した金額内におさめ、レジのおばさんに「ありがとうございました」といい、笑顔で帰ってきました。

「成長してるね~君たち」

普段は叱ることの方が多いけど、実はすごいことがいっぱいあるんだよね。

ちゃんとひとつづつ発見してあげないとね。

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春の到来!水仙です。

外に出るとミクと「あれはモクレンか?コブシか?」と当てあいっこするのが流行っています。

春ですね~

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いい歳になってもワクワクするその日は。

つい先日、誕生日を迎えました。

アラフォーと呼ばれる年齢になっても、誕生日は嬉しいものです。

一体いつまでこのワクワクとした嬉しさは続くのだろう?

きっとずっとです。

なぜなら…今年60ウン歳の母が相変わらずワクワクその日を待ってるから(笑)

私と母は誕生日が近いので「今週と来週2回も誕生日会をやるのは大変だから、1回にしよう。」と提案したら、拒否されました。

ちゃんと自分だけのお誕生日を祝ってほしい…

そうだね!1年に1回のことだもんね。

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そんな母からもらった、お庭の花で作ったブーケ。

お花のセンスは昔から密かに尊敬。

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お友達がちらし寿司ランチ(手作り)でお祝いしてくれました。

お土産まで持たせてくれて感激!とらやさんの赤坂店限定羊羹も感激!!

私自慢じゃないけど、ちらし寿司は「まぜるだけのやつ」でしか作ったことないんです。

手の込んだ美しいちらし寿司を見て、味わい、「あぁ~人生、丁寧にきれいに、生きたいなぁ」と思った次第です。

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  こちらはオットからいただきました。

数年前にお花を買うことを覚え(それまでペンペン草一本もらったことありませんでした、笑)毎年こだわりのお花を送ってくれます。

今年のお花はアンティークカラーの紫陽花が主役、花びらに特徴のあるワインレッドのダリアといいコンビネーション。

携帯でパチリと撮って、その後1年の携帯の待ち受け画面にするのがここ数年の恒例になりました。(なんて言ったら本人プレッシャーですかね~)

その他、友達とランチをしていたらお会計の頃に友達のダンナさまが現れ、「お誕生日おめでとう!」と颯爽と会計を済ませてくれたりしたサプライズも。

(しっかりランチを食べ、食後にケーキセットも食べ、コーヒー追加した後だったので、レジでさぞかし驚かれたことでしょう…)

メッセージやプレゼントも、ひとつひとつに心を感じて「あぁ~なんかいい1年になりそうだわ~」と嬉しかったです(*^_^*)

心から、ありがとうございました!!

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雪の中であたたかな話

今日の雪は止むところを知らず、驚くほどの速さで街を白く染め上げていった。

あまりの雪の多さに、実家から車で帰るのが不安になるほど。

信号待ちで車を止めたところ、車イスの女性が必死で車輪をまわしている姿を見かけた。

大雪の中、もちろん傘もささず(させず)…でも、後ろにおじさんが付いていて、車イスを押していたので「大変だなぁ」と思いつつも安心したのもつかの間、信号を渡り終わったところでおじさんは、じゃぁ、といった感じで女性に声をかけるとまた信号を渡り、元の道を戻っていった。

どうやら、女性が信号を渡るのを手伝っていたようで。

その後女性は必死に車イスを動かそうと努力していたけれど、雪でぬかるんだ道路では殆ど車イスは動かない。

信号が変わってしまい、車を出発させながらも思わず「どうしよう!さっきの車イスの人困ってる!どうしよう。助けてあげたいけど…」と口に出して言うと、後部座席に座っていた子供たちが口々に「戻ろうよ!」「助けてあげれば?」って言ってくれた。

助けに行くということは、車と子供を置き去りにするということを意味しているのだけれど、子供たちがそう言ってくれたことで、すぐに車をUターンすることができた。

急いで元の道に戻り、「車の中で待っててね」と子供たちに声をかけ、暗闇の中の女性を探すと…なんと、さっき手助けしていたおじさんが、ヨロヨロしながら自転車で女性をおいかけているところだった。

彼女に追いつくと、自転車を乗り捨てて、彼女の車イスを押し始めた。

「家はどこですか?」そんな会話が聞こえるよう。

彼女が遠くの方を指さすのが見えた。

おじさんにも彼女にも、容赦なく雪が降り注いでいたけど、なんだか私はその光景に胸がジーンと熱くなって、しばらく立ちつくして2人を見ていた。

車に戻ると「どうしたのー」「女のひとだいじょうぶなのー」「ママいっぱい雪ついてるよー」子供たちの大合唱。

あのね…

一通り説明してると、ホッとしたのとじーんとしたので涙声になってしまい、子供たちに笑われた。

おじさん、どうもありがとう!

私も、子供たちも、たくさんの優しさを受けた気がする。

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一番好きな○○は?そして映画「インビクタス」

「一番好きな花って何?」そう聞かれたら、何て答えよう!時々ふと思い出して考えることのひとつ。

世の中には素敵なお花がありすぎて、迷うのだ。

桜が一気に咲いた様子は感動に値するし、

スズランの香りとセットになった清楚さも捨てがたい。

雨の日の紫陽花は格別だし、

ラナンキュラスの幾重にも重なる花びらを見つめていると、優しい気持ちになれる。

なんて。

実際は、そんな質問されること殆どないんだけど^_^;

先日母にこのお花をもらったときに閃いた。

「そうだ!今聞かれたらこう答えよう」

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「クリスマスローズ!」って。

俯き加減でひっそり咲くこのお花は、花束には不向きなのであろう、お花屋さんで見かけることはほとんどない。

本当はこんなに可愛い顔をしているのに、なかなか姿を見せてくれない、いけず~な感じがまたそそるのかもしれないな。

たとえば「食べ物の中で何が好き?3つ選んでいいよ」なんていう質問は、ほんと小学生レベルなんだけど、これが、やってみると結構楽しい。

母と私で子供たち相手に始めた遊びなのに、子供たちよりも真剣に「お鮨は絶対入るんだよね…あとは、お菓子入れていいなら和菓子が入るかなぁ~」

「えー!しーちゃん!!ケーキ派じゃなかったのぉぉ」なんて、子供そっちのけで盛り上がる私と母。

後は「好きな観光地シリーズ」シンプルだけど奥深いのが「好きな色シリーズ」。

ぜひ近しい人と盛り上がってくださいませ(*^_^*)

  

ところでお雛様の日は、1年に数回しか出会うことがない姉が久々オフとのことで、姉妹デート。

お弁当持って歌舞伎座もいいね!と盛り上がったのだけど、せっかくのレディースデーということで映画&ランチに行ってきました。

「インビクタス~負けざる者たち~」

南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ大統領と同国代表ラグビーチームの白人キャプテンがワールドカップ制覇へ向けて健闘していき、最後は白人と黒人の境界線がなくなっていく…というようなストーリー。

この間のオリンピックを観ていても思ったけれど、スポーツの力による吸引力?というのは殆ど魔法のような力があるような。

マンデラ大統領がラグビーを通して国民をひとつにしたのは、鮮やかな手腕でありましたが、それを素直に受け入れられる清々しさがありました。

和製マンデラ大統領はどこかにいないのかしら…

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