初めての歌舞伎
この年になってもまだ、初めての○○は意外と多いもので…
歌舞伎もその一つ。
チケットをいただいたこの機会に、歌舞伎の世界をのぞいてきました。
国立劇場での本日の演目は、鑑賞教室用のもで、最初に解説付き、一幕のみの短いもので、イヤホンガイドでは、細かい飾りや芸の意味まで知ることができ、面白さが更に深くなりました。
本日の演目:『鳴神』
厳しい修業を積んだ「鳴神上人」という真面目で偉いお坊さんが、宮廷一の美女「雲の絶間姫」の美しさ、なまめかしさに負けて次々と掟をやぶり、恋のとりことなってしまう…というお話。
最後は姫の計略にのせられたことを知り、逆上の舞(「荒事」というらしい)をする鳴神上人。ここで「あ、これぞ歌舞伎の顔」という「隈取」という化粧をして、豪快に激しく怒りを表現していました。
いつの世も男というものは…^_^;
でも女方のなまめかしさと可愛らしさは、男性ということを忘れて引きこまれるほどだったからしょうがないかもしれない(笑)
もっと難しく考え込まないとわからないのかしらと思っていたけど、指先までしなやかな動きの美しさ、見得の迫力、衣装のきらびやかさ、ストーリーにはすっと馴染めるのに日常にはない世界観が素直に面白かった。
今度は全幕鑑賞希望。
お弁当買って(ここポイント)。
最近、すっかり日が長くなって嬉しい~
家に帰ると部屋が黄昏色。
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コメント
歌舞伎いいですね。
我が家では、引っ越したら初落語!ですかね。
出来れば『笑点』!!を狙っています。
生歌麿、生ブラック団を見てみたいです!!!
投稿: うっち~ | 2010年6月 2日 (水) 21時54分
>うっち~
落語も行きたいなぁ!おすすめあったら教えてね。
姉は浄瑠璃がすごく面白いといっていたよ。
こっち帰ってきたらあれこれ忙しくなりそうだね(笑)
投稿: しー | 2010年6月 3日 (木) 22時01分
私も来週、海老蔵を見に行くよ。
こっちの人は「中村屋っ!」みたいな合いの手が入る度にビクっ!ビクっ!てなるみたい。こっちの人の反応を見るのも楽しみ。
投稿: やま | 2010年6月 4日 (金) 16時32分
歌舞伎、一度行ってみたいんだよね…日本人だもの
見ておかないとね
狂言見たさに能の舞台に行ったけど、能は全く判らんかったよ
狂言は面白かったんだけど…まだまだ修行が足りないなぁ
投稿: ぽんた | 2010年6月 5日 (土) 00時11分
>やまちゃん
エビ増さん(どうして変換して一番最初にコレが出るの?)今UKにいるんだね。そっちで歌舞伎観るってどんな気分??
ところで私の席は掛け声の専門家(大向こうと言うらしい)の斜め前だったため気を抜くと何度も、「まつしまやっ!!」にびくっとさせられましたわ。
>ぽんたさん
能は私も自信なしだわ。寝そう…でも一度は行ってみたい。
歌舞伎はね、さすが江戸庶民のエンターテインメント。笑いもしっかりあるし、日本のドラマ観ているより面白かったりする。
帰ってきて、また観に行きたくなった。不思議な魅力があるよ~
投稿: しー | 2010年6月 5日 (土) 01時03分